ベストの指針の「十三の正しい生き方 父母への感謝」を実践して。
私の本当の母は私を産んですぐに亡くなったので全く記憶がなく、感謝など少しも思った事はありませんでした。逆に小さな頃から何故亡くなったのか、生きていたら…と恨んでさえいたように思います。
でも大先生のお話を聞かせて頂くうちに、本当は私を残して絶対に死にたくなかっただろうと思えるようになりました。そう思ってからは母に手を合わせて感謝するようにしました。
すると、小さい頃から色んな事があり育ての継母とはあまりうまくいっていなかったのですが、その継母は亡くなった母の供養をしてくれたり、もっと亡くなった母を思わないといけないとずっと言ってくれていた事を思い出しました。
継母は亡くなった母と関係ないのに良くしてくれていたのだと思うと、育ての母にもありがたいと思う気持ちと、本当はとても優しい人なのだと思う事が出来ました。今は少しは継母を思いやる気持ちが出来て、自分から電話をしたり、色々としてくれたりする事に対して「ありがとう」と言えるようになり、継母も優しく接してくれています。亡くなった母、育ててくれた母、二人の母にもっと感謝していこうと思います。
父は小さな頃から怖くて段々と好きな存在ではなくなりました。でも感謝を形だけでも思うようにしましたら、日曜も休む事なく、一生懸命働いてくれて家族を養ってくれた事を思い出し、怖く感じたのは、凄く照れ屋でなかなか本当の気持ちを出せないんだなと思いました。今でも問題を起こす事はありますが、少し優しい気持ちで接する事が出来ています。少しでもそう思えるようになって自分の気持ちも楽になりました。
これからも父母へ感謝の気持ちを忘れずに親孝行したいと思っています。
大阪・北摂中之島交流会 女性