衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第11巻より
2019年(令和元年)6月9日 ベストグループ道央見聞会 ②
人間は幸せになるために、皆、努力しています。中には「もう駄目だ」と諦めた方もおられます。しかし、諦めた時がいよいよ始まりなのです。
人間は、真の指導者に巡り合った時に早く成長するのです。私は実践に基づいて、何でも遣り上げさせて頂きました。理論派は真の指導者ではありません。
スポーツマンでも、本を読んでスポーツを指導することはできないと思います。ある程度遣り上げた方は、的確に指導するでしょう。私もその一人だと思って下さい。
私にとって真の指導者は、インドでは偉大なる存在が人間の肉体に御入りになったと言われている御(お)方(かた)です。インドの愛する偉大なる御方は、人類に真理を広めるために人間に誕生なさったと言われています。
その御方から「世界の見本たるグループを創りなさい」と言われました。私は見えない存在を信じていたから、その役目を頂いたのかも知れません。
人間は真理を知るために創られたのです。真理を学び出すと人格が変わってくるのです。私の愛する偉大なる御方はいつも真理を話されていましたが、ほとんどの方が理解できなかったのです。なぜなら、真理を経験したことがないからです。
真理は心の浄いな方しか理解できないのです。形があってもそれを理解できる方、理解できない方がいるではないですか。それは人によって様々ではないですか。まして、見えない存在を信じることは大変だと思いませんか。見えない存在を信じることができたら凄いことです。
私たちの中には潜在能力という、内に秘められた能力があります。皆さんが今出している能力を顕在能力と言います。多くの方は、百のうち五未満の能力(顕在能力)で生きているのです。
失敗者というのは、ネガティブ、否定的で、見えない存在を信じない方、自己否定、他者否定する方です。このような方は百のうち二未満の能力だけで生きておられます。
物質社会で成功者と言われる方でも、百のうち五未満の能力しか出していません。この世の中のほとんどの方が、百のうちたった五未満の能力しか出していないのです。
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