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ベストグループ見聞会御講話集「21世紀を幸せに生きる」

衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第10巻より

2018年(平成30年)4月22日 ベストグループ道央・道南地区見聞会①

皆さん、おはようございます。ベストグループを創らせて頂いた当初、私は皆と一緒に椅子を並べ、皆と一緒に椅子を片付けました。そんなことは当たり前のことでした。これがベストグループの創業期です。ベストグループに参加している皆さんは、何のために参加しているのですか。私たちはベストグループを創らせて頂いた時、純粋に「人類や社会の役に立ちたい」と思って参加したのです。

人間社会でほとんどの方が苦労しています。人との関わりが難しいという方が多いのです。しかし人との関わりが、なぜ難しいのですか。私にとっては何も難しくありません。人は皆、考えが違います。その考えを認めてあげれば良いだけなのです。皆、自分の考えを相手に押し付けようとするから、揉め事が起こるのだろうと思います。

私は経営者時代、誰とでも付き合いました。認めてあげると人は受け入れて下さいます。しかし今の私は、道徳や命を否定する方とは、一切付き合いません。現代は、十人のうち八~九名は道徳や命や真理を認めない方です。十名のうち一、二名は、「道徳や命は大事です」という方がおみえになります。私は、「道徳や命は大事です。真理を学びたい」という方と付き合うようになりました。

自分の考えをしっかりとしておかなければ、自分が潰れてしまいます。人は皆、考えが違います。良い考えを持った方、良くない考えを持った方、人を傷つける方など、様々です。自分の考えがしっかりしていないから、いつも苦しんでいるのでしょう。私は無駄なエネルギーを使いたくないのです。エネルギーを使うなら、人類や社会の役に立つことに使いたいのです。

一日は二十四時間しかありませんので、その二十四時間を良いことに使いたいのです。それには、自分が成長しなければ社会や人類の役に立てないでしょう。自分が人間的に欠如していて、どうして社会や人の見本になれるのですか。

私は経営者時代、「経営者とは何なのだろうか。人格の表れが経営者である」と考えました。経営者の人格が優れなければ、悪い経営者と言われるではないですか。善い経営者とは善い人格の表れだということに、どうして気づかないのでしょうか。人格が優れない方がもしも経営者になったとしたら、社会や人に迷惑を掛けるではないですか。

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